中年おばさん転職記～昭和の残り香～

創業が古い会社の選考を受けている最中でして、社内見学がありました。
その会社は男性比率が高く女性が少ないので見学に来ている女性（私含め数名）に配慮して言ってくれたと思うんですが、冗談言うのが苦手そうな職人気質っぽい偉いおじさまが「男性が多いですけど女性だから出来ないって仕事ではないので、来てくれるとありがたいです」「でも、見学してみてわかったと思うけどうちにはイケメンはいなくてねハハッ」と自虐ギャクをかましてくれたんです。

むしろ結婚せず、自分の稼ぎだけで生計立てられるようにするために御社を志望しているんですが！
御社の男性社員漁って結婚相手ゲットだぜ！とは一ミリも考えていませんから！
おじさまは恐らく50代で日本の男女は結婚して当然。という価値観に基づいて発言をしたに過ぎないんです。
だが、その価値観に反する非婚主義者である私の癇に障ってもやもやしてしまったのであった。

しかしながら！
非婚の私に対して「彼氏いないの？理想高すぎなんじゃん、もう若くないんだから妥協しときなよ」とか、既婚で子無しの私の現上司（男）に対して「なんで〇〇くんち子供いないの？子供の作り方知らねえなら教えるぞー」などと言うデリカシー未実装の既婚勢のいる会社で働いており耐性はございますので、ぜひ採用して頂きたく思います（プライド・ゼロ）
転職崖っぷち勢、多少のことは目をつむるの巻。
万が一、それに近しきこと言われたら「えっ！ハラスメント講習会あと100回くらい再受講したほうがいいんじゃないっすか？」って言うツラの皮が厚いヤツだけどよろしくな。
未婚おばさんは経済的、社会的な後ろ盾が無いので自己防衛しながら強かに生きるしかないのです。泥水を飲んだ数だけ強くなれるYO!