2017年秋すねかじり旅 ろくもんはいいぞ！
2017年の秋に母と行った信州旅行の記録。2017年度内だからセーフだと主張。
近頃私が新幹線にせっせと乗り始めたもんだから母が「新しい新幹線乗りたいなー費用出すからさー」と言い出し実現しました。
旅行代金をほとんど出して貰う代わりに、プランは全て私が考えることになったすねかじり旅です。
一人旅しかしてないのですっごく頭をひねったのですが、ろくもん乗車をメインに据えた己の欲望に忠実なプランとなりました。
JR内の移動はまさかのALL上官。快速を利用する感覚で上官を乗り回しました。
やはりE7は正統派なかっこよさがありますね。まじ王子様。
野沢温泉に泊ったので飯山駅を使いました。
2015年の長野-金沢開業から使われ始めた上官の駅、木の香りがすごくいいです。めっちゃくんくんしていました（不審者）
コンクリだけだと無機質な印象を受けますけど、木材が入ると一気に和の雰囲気になって素敵…！
駅のデザインにいいねいいねーと一人大興奮してました。
長野駅コンコースで産直フェアをやっており、アルクマ駅長がいらっしゃった。
So cute!な出で立ちに常にちびっ子や女子に囲まれモッテモテ！
今回のメインイベント、しな鉄の観光列車・ろくもん2号に乗ります。
乗車開始までの待ち時間（ちょうど昼時）、ホームのそば屋から漂ってくる汁の良い香りに親子共々負けそうになる。
ろくもん2号（長野→軽井沢）の食事は、小布施町にある鈴花（すずはな）さんの和食懐石。
味はもちろん盛り付けが美しい。そしてアテンダントさんのおもてなし力が半端ない。
飲み物や食事などを提供するときの声掛けが絶妙でとても心地よいのです。
花菊のお椀物。列車内で温かい汁物を頂けるのは嬉しい。
食後のお抹茶は列車内で立てたもの。急須で入れたお茶でも構わないところですが、細部まで手を抜かないおもてなし力やばい（2回目）
鈴花の職人さんも列車内に乗り込んでおり、しな鉄がろくもんに注ぐ情熱がビンビンに伝わってきます。
やばい惚れてしまう、これはリピーターになる…！って思いました。
現に車内にリピーターさんらしき人がいて、アテンダントさんに〇〇様～と名前で呼ばれてました。
乗っている傍からまたろくもん乗りに行きたいね、次は軽井沢出発で！なんて母と話してました。すっかりろくもんの虜だ。
車内売店で販売されていたくるきゃらとピーカンナッツチョコをお買い上げ。
試食があり、一口食べたら流れるように財布を出してました。
特にくるきゃらがおススメです。くるみとキャラメルがさくさくっとした食感で溶ける…！
美味しい食事とのどかな風景を満喫していたらあっという間に終点の軽井沢に到着。
ろくもん乗車後、軽井沢駅舎の2階にあるろくもんラウンジで休憩できます。利用時間はたしか30分くらい。
1階にある茶菓 幾右衛門でドリンクを引き換え、靴を脱いで（ちょっとめんどくさい）2階のラウンジに上がります。
ろくもんラウンジは旧軽井沢駅舎記念館の貴賓室。
当時の貴重な木材はそのままに、上質な雰囲気に合わせた水戸岡デザインの家具を配置したとってもロイヤルな空間です。
椅子の座面の布は水戸岡デザイン車両のモケットの柄（アテンダントさん談）
この青い椅子は横浜から出ている東急と伊豆急の観光列車ザ・ロイヤルエクスプレスのモケット。凝りようが半端ないです。
同ラウンジに堪らない雰囲気を醸し出しているソファ発見。
見える…！私には見えるぞ、本線様たちが煙草吹かしながら偉そうに足を組んで座っている姿が…！（幻視）
