鼻唄三昧

青春鉄道が好きな腐ったオタクが好き勝手語ります(二次元・鉄道・本・食べもの・日常語りのごちゃ混ぜ仕様)

2017春の18きっぷ旅・東北1 足利~飯坂温泉

3月が終わってしまう前に薄れつつある記憶を引っ張り出して記録記録。

 

3/10(金)
一日目、有給を取って足利市美術館の山姥切国広展に行ってきました。
友達と私の地元からだとどう考えても伊勢崎線を乗ったほうが早く着くし、運賃が安いので久喜駅で待ち合わせをし久喜→館林→足利市駅ルートでいざ足利。
東武久喜駅構内にはスタバあり、本屋あり、雑貨屋ありと大変栄えておりました。さすが宇都宮くんの接続駅だぜ!

 

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平日に行った水戸の徳川ミュージアムがゆとり持って鑑賞できたので楽勝だろと思ったけど、平日にも関わらず美術館外の待機列C(館内にAとBがある)までガッツリ並んでました。ひゅー!まんばちゃんったら人気者!


山姥切を打った刀工・国広は九州出身。
どういう経緯で足利に来たかは謎で諸説ありますが、当時最高の学問ができる足利学校で1590年に山姥切国広と布袋国広が打たれました。
足利での展示がまんばちゃんの里帰りと言われる所以です。
加えて山姥切と布袋が同時展示されるのは作刀以来427年ぶり(擬人化的には同じ場所で生まれた兄弟とのリアル再会!)
山姥切の展示は平成9年に年東京国立博物館でされて以来20年ぶりというレアリティ爆発の展示なのです。


最後尾に並んで1時間半ほどで最初のパネル展示に辿り着きました。
とうらぶに足を突っ込んでからにわかに美術館や博物館に行きだしましたが、歴史・地理・文化・国語の教養があったほうが絶対楽しめるよな~と行くたびに痛感します。

リアル山姥切は刃長は70cm程度であまり長くないのですが、反りが大きいためかどっしりと貫禄がありました。
先端部の刃紋は大きく波打ちやんちゃ系かと思いきや、全体を見るとどこか上品な印象。綺麗とか言われても仕方ない美しさです。

 

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美術館地下の別室でまんばちゃん撮影会。
サーベルのような構え方をしたちょっと幼いまんばちゃんです。背景には藤の花。
藤棚で有名なあしかがフラワーパークには一度は行きたいと思いながら、未だ行けてません(混雑大嫌いマン)
全身パネルとのツーショットを撮れるように美術館の人が常駐。
書き下ろしイラストと全身パネルを撮るため、大勢の女子か静かに並んでいる空間は独特の雰囲気が漂ってました。


お昼は壁一面本棚で本がぎっしり詰まっている「カフェ杏奴(あんぬ)」でシーフードカレーを頂きました(空腹のため写真撮り忘れ)
お店の女将さんに足利に刀剣女子いっぱい来てくれて嬉しいわ~とめっちゃ歓迎されて照れました。
日陰でモソモソ萌えてるタイプのオタなので、日の当たる場所で刀剣女子などと呼ばれると非常にこそばゆい。

 

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周辺のお店MAPに導かれるまま、デザートに「かふぇあんでぃーぶ」でチョコビスケーキ。
ケーキのお皿にいざ足利とデコられるの巻。何も言わずとも刀剣女子とバレてる。
ふわふわスポンジ系生地より、さくさくボリボリ歯ごたえがあるパイ・クッキー系生地が好きなので大当たりでした。

 

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太平記館でお土産をみたりした後は友達と別れて足利駅から東北へ。

 

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両毛線is単線。1時間に1本程度の運行なので乗り遅れ注意。
足利の街中で友達とのお喋りに夢中になってたので乗る予定の電車を2本ほど華麗に乗り逃しました。

 

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キズ補修の跡が見えているE211。

 

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黒磯駅の改札近く(改札内)あった昔の行先表示板。
浦和通過の文字に浦和は昔からスルーされがちだったことを知る。
(最近まで浦和に停車しない湘南新宿ラインがあった)(県庁所在地なのに)
黒磯到着前にデットセクション体感。一瞬車内の照明がふっと消えて直流から交流のターンへ。

 

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初めて見かけるピンク×緑のカラーリング。信越のマフラーを思い出しました。
調べてみるとE721系1000番台。ピンクはさくら色というらしい。

 

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こちらはよく見かける赤×緑のクリスマスカラーE721系0番台。

 

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22時近くに着いた福島では雪がちらほら。エスパル福島の「DUCCA」で遅い夕飯です。
せっかく福島に来たのだから名物の円盤餃子を食べたかったのですが、なにせ着いた時間が遅すぎました。鉄道の旅は計画的に…!
わさび醤油につけて頂く湯葉とチーズのピザとサラダ。
チーズがたっぷり乗ったピザなのにわさび醤油につけるとさっぱり頂けるので進む進む。

 

一日目は福島交通飯坂線の終電に乗り込み、飯坂温泉の旅館で一泊。
会計の時、DUCCAの店員さんに飯坂線の場所を尋ねて正解でした。
福島駅の東口を左に曲がってしばらく歩かないと辿り着けないので当てずっぽうで行ったら確実に乗り過ごしてたやつ。