鼻唄三昧

青春鉄道が好きな腐ったオタクが好き勝手語ります(二次元・鉄道・本・食べもの・日常語りのごちゃ混ぜ仕様)

新幹線カクテルHAYABUSAは甘い囁き。

発足30周年企画のひとつ。東の新幹線車両をイメージをしたカクテルが系列ホテルで提供されるとの情報を得て、縁遠いホテルのバーにど庶民が乗り込んできました。
押入れの奥底で眠っていた手持ちの最高峰おしゃれ着を身に纏っての出陣です。

 

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東京駅丸の内南口の改札を出て左側に東京ステーションホテルの入り口。
富士山モチーフの飾り窓かわいいな思いつつ、入り口から漂うセレブオーラにすでに怖気づいていました。

 

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一番の目的はカクテルですが滅多に足を踏み入れない場所に行くのだから満喫しないと勿体ないと思い、東京ステーションホテル2F「カフェ&バー カメリア」でティーブレイクセットを事前予約して頼んでおきました。
このプレートは彩りも鮮やかで甘い、しょっぱいの味。しっとり、さっくりの食感のバランスが良く味わえ、ホテルのティーブレイク最高だね!?ってなりました。
隣に座っていたおじさま3人組が超絶ハイクラスな会話をしており気持ちは落ち着かなかったですけどね。持ち込んだ本に全く集中できなかった…!

 

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本日の大本命!東北上官のE5系をイメージした「HAYABUSA」です。
ふちに刺さっているのはさくらんぼの砂糖漬けにミントの葉。何故さくらんぼが使われたか深い意味を追及しそうになりました。
そういえばこのお店で出しているカクテルは北陸上官のKAGAYAKIと東北上官のHAYABUSA。もしや…D(略)繋がり!?

 

グラスの飲み口周りについている赤いものは塩ではなく砂糖。じゃりじゃり。
肝心の液体部分ですが、お酒入っているか疑わしいレベルの飲みやすさで酒の弱い人間でもクイクイ飲めました。
なんというかひたすら甘い。そして意外と量が入っていて飲み切るの苦労しました(※量に関してはカクテル飲む前にティーブレイクセットと紅茶をしっかり飲食したせいだと思われます)
あと真っ青な飲み物って進んで飲む気が起こらないなって実感しました。視覚情報大事。

 

飲み終わってちょっと経ったら顔が熱くなり、自分の心音がやたら大きく聞こえてきたので酔いが回ってきたのが分かりました。
紅茶をポットからカップに入れる手が震え、スマホの文字がかすんで見え完全なる酔っ払いと化し、水と紅茶でアルコールを薄める作業に勤しみながらしばらくぐったりしてました。やっぱり…いくら甘くても酒でしたね…ふらふらする。

 

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ホテル2階の踊り場から東京駅の天井。

 

コンプリートどころかピンバッチも無理そうなアルコール耐性力であることを再確認しました。期間長いのでまた機会があったらTOKIさん狙いたいです、量が少ないからいける気がしています(酔っ払いフラグ)

2017春の18きっぷ旅・新潟2(完) 初めてのガタケはどこか懐かしかった

新潟2日目。
新潟駅南口から臨時直通バスを使って、ガタケ会場へ。
運行頻度がたいへん優秀で滞りなくオタクを運搬してくれる新潟交通さん、良い仕事してます。

 

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噂のW上越顔出しパネルを生で見られた喜び。何回も見たくて必要以上に周囲をうろついてしまいました。
国鉄verの制服に初々しい上越上官にその上官を横目で見ている上越先輩と、上官誕生を力強く推してくれたパパ。
等身大パネルだからこそ感じられる身長差たまらない。
高身長な上官(182cm)が小さめな先輩(165cm)に押し倒される姿がリアルに想像できるぞはあはあ。
うちの先輩は上官が煽りに煽ってようやく「もう知らないからな」ってオオカミになってくれるので先輩のスケベ度低めなんですが、先輩が積極的に上官を攻めてくれる、先輩もうダメ許して!って上官が根を上げちゃうのもアリだと思うのです。
基本誘わないと抱いてくれない系彼氏の上越先輩。恋人兼モンペの難しいところです。

 

ガタケは中学生の時によく行った地元の同人イベントと同じ雰囲気をまとった、とても懐かしいアットホームな空間でした。
ジャンル、サークル、レイヤー、一般参加関係なく全部まとめてごった煮にし、大皿へ適当に盛ったような乱雑でゆるい空間が今の時代にも残っていたことに驚きました。
ホワイトボードの落書きコーナーとか懐かしさでその場にうずくまりそうでした。アナログ手段すき…!
会場が小さいから月1で行くとサークルさんに顔覚えられていたり、スケブ頼んで描いてくれた絵を何度も見返してニヤニヤしたり、同級生のオタク仲間や部活に先輩後輩にばったり会ったり(吹奏楽部員のオタ率の高さは異常)してたな~、と本を狩りながら過去に思いを馳せておりました。

 

好みどストライクのW上越を生み出して下さる憧れの字書きさんにも会場でお会いでき、大変浮かれてました。
未だかつてないほど上越上官!先輩!という言葉を口にした気がします。直接感想をお伝えできるって最高に贅沢な行為。

 

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 新潟駅のぽんしゅ館1階にあり、メッツにも直結している「魚沼釜蔵」でお昼。
コシヒカリかご御膳です。お刺身、焼き魚、小鉢、一口そば、天ぷらと盛りだくさんのおかずとご飯と味噌汁。米がぶっちぎりにおいしい。

 

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新幹線改札内に新潟ゆるキャラを代表するオコジロウとレルヒさん。
ばんえつ物語も乗りに行きたいなー。

 

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帰りは上官です!たっぷり乗せちゃう仕様のE4、16両編成。
1階の指定席を取ってしまったので景色は全く見えませんでした。
で…でも1階でも多少は見えるでしょ…?という淡い期待は見事打ち砕かれます。走行中は壁と地面しか見えません。
景色を楽しみたいのなら2階席確保は必須です。この旅唯一の後悔でした。
新潟発車した時点ではガラガラでしたが、越後湯沢からGALA帰りの団体さんが乗ってきて一気に満員御礼。
小学生とその保護者の団体だったので、弁当食べたりUNOで盛り上がっていたりと遠足のバスの中状態でした。遠足新幹線!

2017春の18きっぷ旅・新潟1 新津の鉄道愛に触れた日

3月のガタケ150に合わせて新潟へ行ってきました。
行きのルートは在来線の高崎、上越先輩、信越を使って大宮→高崎→水上→越後湯沢→長岡→新津→新潟。
非常に寝汚い私が6時代の電車に乗れたのは奇跡に等しい。高崎線から差し込む朝日が眩しかったです。

 

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高崎駅でぐんまSL写真展「このまちに立ち上る2つの蒸気」が開催されており、
SLパネル、メトロポリタン高崎のデゴイチルームパネル、SL PRIDEシリーズの使用ポスター展示してありました。
高崎駅SL部!って感じで男子高校生のようにわちゃわちゃしている高崎駅組を想像してにこにこしてしまう。かわいい。

 

 

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耐寒耐雪仕様の新潟支社向けの新型車両・E129。ちなみにMade in 新津!
車体塗色は秋の稲穂をイメージした「黄金イエロー」と佐渡島に生息する朱鷺をイメージした「朱鷺ピンク」2色。
水上駅に着いたら雪が積もっていました。上越先輩の豪雪区間の入り口ような駅なんでしょうね。

 

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W上越の聖地・越後湯沢で下車。
3月も末というのにガーラ湯沢を利用するお客がわんさか。

 

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改札外にあるうまいもん横丁は11:00から開店する店が多く、計画上11:00開店を待って食べる時間が無かったので選ぶ店が限られてしまいました。
温かいものが食べたかったので「越後つけめん 維新」で鶏つけめんをチョイス。米粉を使ったコシヒカリ麺使用。

 

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ゆっくり越後湯沢を堪能したかったのですが、時間は有限。
「雪ん洞(ゆきんと)」の2合の爆弾おにぎり(奮発して具はすじこ!)をテイクアウトし、「糀カフェ」で糀抹茶ラテを買い近くにあるカフェラウンジで慌てて飲みます。
酒風呂もあるようなので、また越後湯沢に訪れる理由がひとつ増えしまいました。

 

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越後湯沢に停車中のENR-1000投排雪保守車とまだ雪が残る山と魚民。

 

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高崎駅のたかべんという有名な弁当屋さんで売っている上州のおかゆが売り切れていたので、土日限定の赤飯まんじゅうなるものを購入。
8時ちょうどくらいには駅に着いていたので余裕で買えると思っていたのに売り切れとは…激戦。
まんじゅうの皮で米を包む魅惑の炭水化物in炭水化物。大変私好みです。
朝ごはんとして食べるつもりでしたが、高崎からもスキースノボ客で混んでいたので越後湯沢まで飲食できる余裕が無かった上越線車内。

 

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新津鉄道資料館に行くため新津で下車。
バスは1時間に1~2本レベルなので、気の短い私は徒歩で資料館へ向かいました。東口から県道34号に沿ってだいたい30分歩きます。
4~11月は駅でレンタサイクルの貸し出しが行われているので天気の良い日はそちらがお勧めです。

 

<ここから新津鉄道資料館のターン!>

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住宅地のど真ん中にあるので入り口がどこか迷いました。正門から入った気がしませんがなんとか到着。

 

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新津地域学園内にある建物のうちのひとつなのでけっこう地味な門構えです。
ヘイ!ここが資料館だぜドドーン!という主張が全くなく、公民館のような佇まい。

 

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W上越好きとしてはここはガッチリ押さえておきたいコーナー。

 

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新潟のスターが爆誕した記念メダル。雪の結晶をあしらったデザインが素敵です。

 

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上官お鼻コレクション。代を重ねるごとに前へ迫り出してゆくお鼻。

 

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苦労してトンネルを通してきた信越の経験を生かした上で水上→石打が開業当初から電化されたであろうと思うと信越先輩…!という心境に。
そういえば先輩は1920年の大正生まれでした。まだギリで2ケタ。

 

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開業前はトンネル工事に泣かされてきた上越上官。
しかし大清水トンネルで異常湧出した地下水を原水にしてミネラルウォーターとして販売する逞しさよ。

 

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こちらが大清水トンネルの山ハネ石になります。
後ろの管はスプリンクラー。見切れてしまいましたが管の右のほうに地上にょきっと出ている散水する部分があります。
資料館の公式サイトにデジタルアーカイブスがある見えるので是非ご覧ください。

 

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世界で一番分かりやすく三清水トンネルを図解した展示物だと確信しています。
知識として知っていたけど上手いこと想像できなかったループ線やらモグラ駅が一目で理解できて、感動すら覚えました。

 

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赤→大清水トンネル(新幹線上り下り) 22.2km
黄→清水トンネル(在来上り) 9.7km
青→新清水トンネル(在来下り) 13.5km
この山を突破して太平洋側と日本海側を結んでいるW上越尊い…!

 

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昭和38年1月に起こった通称・サンパチ豪雪がどんだけヤバかったか思い知れる当時の記録映像が見られます。必見!
唯一使えた交通手段が川に浮かべた船とか、建物が潰さないため屋外に捨てる場所がない雪を屋内に入れるとか、列車が100時間遅れで目的地に着いたとか想像を絶する貴重な映像のオンパレード。ほんと自然には敵わねえ。

 

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下についているこの緑のスノープラウで雪を蹴散らすんですよ。カッコイイ!!

 

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こちらのが資料館の最寄りのバス停「新津工業高校前」

 

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バス停からちょっと歩いたこの角を左折すると資料館がある新津地域学園の正門に到着します。
見ての通り資料館に誘導する看板は一切なく、初めて訪れる人には難易度高すぎです。私は華麗に通り過ぎて裏から入っていたみたいですから。
切実に「新津鉄道資料館は左に曲がってすぐ!」的な案内看板を出して頂きたい。圧倒的アピール不足。

 

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新津駅に徒歩で戻る途中、能代川近くで資料館方向から来た乗用車が停まり窓から「鉄道資料館にいらしたお客さんですか?」と声を掛けられビビりました。
話を聞くと声を掛けたお兄さんは資料館のお土産屋さんに品物を卸している商店街の人。よく徒歩で駅に戻る客をちょいちょい拾っては駅まで送って行っているそうで、先ほども来館していた中学生3人組(実際居た)を駅まで送ってあげたとのこと。
怪しさが微塵も感じられなかったのでお言葉に甘えて新津駅まで送って行ってもらいました。
帰りがけに駅近くの商店街を車内から案内してくれ、途中自分の店に戻りお手製の木製キーホルダーを3つも、地元ゆるキャラ・きてきちの缶バッチ、去年の特別展の図録を用意してくれおみやげにと貰ってしまいました。大盤振る舞い!
次回新津に行くときは越後湯沢でお腹いっぱいにせず、商店街に寄ってごはん食べに行こうと思いました。
旅先の人情とは実にありがたいものです。

 

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 新津駅東口の階段近くにあるステンドグラス。日の当たったステンドグラスは美しいの一言に尽きます。

 

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からし蓮根。ではなく車輪とクランクモチーフの壁面オブジェ。これも東口寄りにあります。

 

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西口の階段近くにあるイルカのオブジェ。
日の沈む時間帯だったのでいい感じの逆光写真が撮れました(自画自賛

 

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跨線橋から見える線路が伸びていく眺めが好きです。
車庫から駅に向かう白×緑の車両は磐越西線のキハ110気動車

 

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見るたび「あなたと走り続けたい」が東北上官の声(イメージ)で脳内再生される新幹線YEARポスター。
立場上もう宇都宮くんのことを貴方とは呼ばないけど、心の中ではたまに貴方呼びをしてたらいいなという願望。
Top Of Railmanのラストを飾る「貴方の名前を引き継いで~」と同じ種類の萌えです。たまらん。

 

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ニューデイズで売っていた新津名物の3色だんご。
ごまあん、白あん、こしあんが一度に楽しめます。地味な外見ですがごまあんが良いお味。

 

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上越上官のご実家・新潟駅の万代口。

 

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万代口からバスに乗ってピアBandaiへ。
訪れるのは2回目ですが歩行者用の入り口が分からず乗用車用の入り口からお邪魔します。

 

 

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順番待ちしてでも食べたい。超絶美味しい回転寿司の「佐渡 弁慶」で夕飯です。ヒャッホー!

 

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今まで食べていた寿司とは一体何だったのか…!と海なし県の住民が絶句する美味しさ。いままでの人生で食べた寿司の中の頂点です。
特にえんがわが好きで基本2皿食べます。なにこの厚みと旨味…新潟すごい…。

 

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しかもお値段は割とお手頃。

 

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新潟駅に戻りぽんしゅ館。
初めて新潟に来た去年はなかなか辿り着けませんでしたが、今回は2回目なので余裕です。ホテルメッツの横!

 

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酒は激弱だけど500円の利き酒は何故か外せません。先輩ご愛飲の銘柄!
辛くていかにも日本酒!みたいな味は苦手で、口当たりの良い甘口好みだと分かりました。

 

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塩と水を取りながらお猪口5杯をちびちびこなします。塩美味い。