鼻唄三昧

青春鉄道が好きな腐ったオタクが好き勝手語ります（二次元・鉄道・本・食べもの・日常語りのごちゃ混ぜ仕様）

ねほぱほ×腐女子　～教育テレビでガン掘りされる側に回ってしまった腐女子～

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教育テレビで推しカプという用語が解説される日がくるなんて世も末だな。と一介の腐女子は思うのです。

 

放送前から話題になっていたねぽりんぱほりん腐女子回。
リアルタイムでゲラッゲラ笑いながら視聴しました。
テレビ見てこんなに爆笑したの久しぶりだなってくらい面白かったです。
落ち込んだ時とかに見ると元気が出るかもしれません。録画して正解。


人は腐女子に成ろうと思って腐女子になるわけではありません。
気付いたら腐女子になっていたという人がほとんどだと思います。
私が腐に落ちた切っ掛けは小学校高学年の頃、大型本屋でうっかりるろ剣のアンソロ（エロ有り）を読んでしまったのが始まりでした。
原作と絵柄が違う二次創作にまるで抵抗が無かったのは、きっとドラクエ4コママンガ劇場のお陰です。
公式が大々的に読者にドラクエを題材にした4コママンガを送ってくれー、良い作品は雑誌に載せるよーと公開投稿みたいのを通年しており、投稿された優秀作品をまとめて単行本にしていたジャンル？に居たので流れるように二次創作に手を染め、薔薇の花園へ足を踏み入れていったのでありました。

 

思い出話に脱線してしまいましたが、突っ込みどころをピックアップ。
●小道具・人形の作りに定評あり
顔出しNGゲストたちが持ってきたBL参考書が豚パロになって、本文の濡れ場も豚で再現されててもう初っ端から爆笑のるつぼ。
（例「純愛ロマンチカ」→「豚愛ロマンチカ」）
ウシ澤アナがワイングラスを傾けながら高そうなソファに足組んで座るスーパー攻め様風に描かれていたり、やたら心得ている描写に制作陣に同志が居ることを確信しました。
表情の変わらない人形を人形の動きで感情を表すEテレの人形劇力が遺憾なく発揮され、面白さを更に後押ししてくれます。

 

●ジャンルモロバレだが大丈夫？
旅先に推しのキャラグッツ持ってって記念撮影しているといういち腐女子が持っていた人形。
ユニフォームとか背番号とか髪の色とかメガネとか、これ間違えようがなく黒バスのチャリアカ組だよね！？
えっ…これいいの！？えっ？ええっ？？と戸惑いながらも爆笑してました。
二次元はともかく、あぶない刑事とか芸人さん等のナマモノネタは日の当たる場所に晒して平気なの？
保守系腐女子は冷や冷やしておりました。

 

●参考画像・BGMのチョイスが秀逸
職場では腐女子であることを隠し、OLのコスプレ感覚で一般人に擬態しています発言を受けて擬態画像が3種類くらい出てきたんですが、動物の擬態画像の引き出しの多さにさすが公営放送…！と思わずにはいられませんでした。
あとBGM！話題にしっくりくる歌詞よく見つけてくるな！
（男同士がイチャコラしている部屋の）壁になりたい発言からの風になりたいとか、愛とか　恋とか　受けとか　攻めとか　決めるのわたしだから♪という歌詞の曲とか（福山さんの「聖域」という曲らしい）

 

●東京駅はとんだ淫乱駅だぜという無機物擬人化からのBLへの発展
無機物や企業の関係性までもBL変換してしまえるのが腐女子の業。
青鉄とは別次元で「新幹線も私鉄もJRもみんな兄弟なんだぜ、仲良くしろよ？」な余裕綽々なハーレム王族受け（なんだそれ）なキングオブステーション・東京駅様が浮かびました。
「通過なんてできないだろ？たっぷり俺を味わって行けよな（訳・駅ナカで駅弁とかお土産もしっかり買えよな）」

 

お車の企業提携ネタでは、マツ×トヨかなあと思いました。
業界では一線を画している世界のト○タに前から思いを寄せていたマ○ダ。
今回の業務提携によって距離が縮まり、マ○ダの恋は急加速。
「あんたのこといつも見てた」「一緒に仕事できて嬉しい」
飾らない真っ直ぐな好意を向けられト〇タは次第にマ〇ダ惹かれてゆく。
…腐女子とは餌を与えられればこのような妄想を反射的にできてしまう生き物なのです。

 

次回は我々に近いようで遠いような存在「アイドルトップオタ」回。
一回の放送でどれだけ豚人形を作成しているのか気にながら、来週の放送を楽しみにしてます。