ふらりと大宮鉄博へ
JR東の創立20周年記念事業のメインプロジェクトとしてオープンから早10年。ちょろちょろリニューアルしている箇所があるのでフラッと出掛けてみました。
大宮駅西口から大宮総合車両センターの歩道沿いに20分ほど歩くと鉄博に着きます。
車両センターの壁には東日本車両の写真+解説パネルが展示されているので、見ながら歩くとあっという間です。
そして歩道の柵には200系が!この道は何度か通ってますが初めて気づきました。
PROMENADE=散歩道。RAILWAY GARDEN PROMENADEとはこの大宮~鉄博間の歩道の名前と見受けられます。
RAILWAY GARDEN PROMENADEその1は工場の様子がちょろっと見える仕様になってます。
車両を移動をさせるトラバーサーという機械が軽快なメロディーを鳴らしながら稼働していました。
RAILWAY GARDEN PROMENADEその2は大宮工場で作られたD51-187。
「当時の工場職員が寝食を忘れ、心血を注いで製造に当り、その構成部品の全てを工場独自の力で制作したもので、歴史的にも技術の大宮工場の真価を現したものであり~」というくだりに胸熱。国の持てる技術が全部集まっていた鉄道省パネェ…!
RAILWAY GARDEN PROMENADEその3は東北本線や上越線で活躍したEF58 154、EF15 168の運転台。つばめ様のヘッドマーク付きだ!
<ここから鉄博のターン>
戦前に活躍していたロングシートの通勤用型車両・クモハ40074。
つり革は本当に革から出来ていて、網棚の網は本当に網から出来ていたんだな~と実感する車内。床は木製で歩くとギシギシ軋む音がします。
2階にある10枚のステンドグラスには「過ぎゆくもの(谷川俊太郎の詩)」という題名が付いています。
埼玉出身の銅版画家・山本容子さんが著名作家10人に「鉄道」をテーマに10篇のエッセイを依頼し、それをモチーフに10枚の絵を描いた作品。
こちら絵のモチーフになっているエッセイの題名は銀河鉄道の駅弁。
弁当を立ち売りしている猫?の担いでいる箱に山猫茶って書いてある…銀河鉄道の夜と注文の多い料理店のクロスオーバーかよ。エッセイの内容がとても気になります。
SL挽歌と銘打った谷川俊太郎の詩「過ゆくもの」
「哀しみをひきずり怒りを押し 歓びを叫び愛と憎しみをのせ それはひとつの時代の歌を歌う」との部分がまるで(東北)本線さんの心情のようで、この詩なんだか東北上官本線っぽさ爆発してない!?と思ってしまった腐鉄クラスタです。
まっすぐに一筋に私に向かってくる東北上官。うっ…(萌え発作)
新しくリニューアルした色んな鉄道さんたちと一緒にお写真撮れるコーナー。1回500円(6か国の言語対応)
今回、館内を回っていて海外からのお客さんも意外といるもんだなと感じました。インバウンドの波が埼玉まで来てるのね。
キッズステーション展にシンカリオンのイーファイブが居ました。
展示サイズ的にタイバニのワイルドタイガーを思い出しました。
パイロットは少年で巨大ロボに搭乗して戦うスタイルですが、上官がヒーロースーツ着て戦うタイバニスタイルだったらと妄想したらすごく楽しかった!
アニメ化はまだされてないようなんですが、されたら多分観ます。きっと爆笑の嵐。
まじか…!ちびっ子たちの聖地巡礼が捗りますね!
科学ステーションの解説文と絵が分かりやすくて最高な件。
どちらかという理系ですがアホなのでちびっ子向けの説明じゃないとうまく理解できないまるでだめな大人。
東日本の新幹線と言ったら200系!
父の実家が関西にあるので帰省の際、0系、300系の東海道上官にしか乗ったことが無かったので幼少時代の私は、新幹線=青と思い込んでいました。
野田線ホームから見える緑の200系を見て(なんで大宮にはニセモノ新幹線しかないんだろう…?)とパチモン扱いしていた事をここに懺悔します。
ニセモノなんかじゃないよ!雪につよい青い新幹線のお友達なんだよ!って過去の自分に教えてやりたい。
大宮に新潟駅が出現!
上越先輩の特急ときとしても使われていたクハ181-45。
ときという新幹線の愛称は先輩が長い間使っていたものと思い出すとうっ…てなります。
愛嬌たっぷりなフォルムがたまらない!カバ顔のEF551。
今使っている2017年鉄博カレンダーの4月がこの子だったので思わず撮りました。
2017年のカレンダーが大変キュート仕上がりだったので2018年のカレンダーも期待してますよ鉄博さん!