鼻唄三昧

青春鉄道が好きな腐ったオタクが好き勝手語ります(二次元・鉄道・本・食べもの・日常語りのごちゃ混ぜ仕様)

東海エリア進出、佐野美術館に行ってきました

21日、佐野美術館の「名刀は語る 研きの文化」展に行ってきました。
乱ちゃん来るときに合わせようと思ったけど激混みの予感しかしないので回避。
あと実演・刀剣研磨を見る機会が21日で最後ということで、これは行くしかないなと思い勢いで三島へ。
佐野というから地名的に栃木にあると思ったら静岡県の三島にあります。佐野さんという方が設立した美術館らしいです。

 

JRの東日本エリアをちょっと飛び出して東海エリアまで移動するので適当なお得きっぷが見つかりませんでした。
よって今回はまっとうに課金しました(正規料金)

 

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小田原にて小田急初めて乗った記念に一枚。かの有名な下北沢を通過しました。
小田原駅の天井がガラス張りで晴れの日は気持ちのいい光が入ってきます。
行きは大宮→新宿(小田急小田原線乗り換え)→小田原→熱海→三島と小田急を間に挟むルートを使用。
湘南新宿ラインで熱海まで乗り換えなしで早く行けるけど、新宿で小田急に乗り換えるとちょっと運賃安いねん。

 

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熱海から東海エリア突入。使い倒された感が滲み出てるE211系。
発車本数もグッと減り、一本逃すとタイムロスが大きかったです(体験談)
2016年の11月に出来たばかりのぴっかぴかの駅ビル・ラスカ熱海でお昼。

 

週末熱海の方行ってきたんですよ~伊豆クレイルも見ちゃいましたよ~と職場のゆる鉄おじさんと雑談したら「熱海は駅前に足湯あるんだよね~浸かってきた?」との返しがあり、そこで初めて熱海駅の足湯の存在を思い出しました。
佐野美術館とご当地グルメのことばっかり考えていたので全く頭に無かった、うったんと高崎が入っていたのに!しくじった!
熱海にお越しの際はタオル片手に足湯・家康の湯へどうぞ。冬に足湯とか最高に決まってる!

 

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熱海駅ホームで生・伊豆クレイルに会えました。
めっちゃ可愛いデザインとふんわりパステル配色な女子受け最高な車両。
東の真っ赤なフルーティアも可愛いですけど、ゆるふわ度でいうとこちらが上。

 

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三島駅の観光案内センター前に蜻蛉切さんと貞ちゃんの登り発見。
ちょっと風が強かったためバッサバサと波打ってました。

 

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三島駅南口から国道51沿いに歩いて15分くらいで佐野美術館に到着。
駅からバスも出てますが、丁度いい時間のバスが無ければ待つより歩いたほうが早いと思います。

 

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素敵なお庭を通り抜けた先に佐野美術館があります。
石畳の上を歩くのですが、苔も生えておりアスファルトに慣れた足には滑りやすく感じました。雪や雨が残っていたら足元にご注意。

 

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刀剣オールスターズ!
このタイトルに恥じない刀剣の数や内容の充実っぷりです。 

 

一周目は蜻蛉切さんを見逃してました。
当然なんですが柄が無い状態での展示だったので意外と小さいお姿。
刀身はもちろん拵えも多数展示されており、平安な世ではお洒落アイテムだったという一面も思い出す。美術品だわこれ。

 

実演・刀剣研磨は15:00の回を見学。
地元・三島の研師さんが実際に刀を研ぎながら解説を挟みつつ60分。質疑応答で30分という時間配分でした。
刀剣の研ぎは複数の砥石を荒い→細かいと段階的に使い分けて研き上げるとのことで、原理は木材のヤスリ掛けとあまり変わらない印象を受けました。
ただ、研きにかける時間が長い。砥石その1で刀身全体を磨くのに最低でも3~4時間はかかるらしく、同じくらいの時間がかかるその2その3…での研ぎが控えているので一本仕上げるのに何日かかることやら…。
また、刀の作られた時代によって錆の付き方も違うらしく、古刀の方が割と素直な錆で落ちやすくで新刀の方が落ちにくいそうです。
「手入れさえしっかりしてれば研ぐ必要はない」らしいけれど、すべての刀剣がそう恵まれた持ち主や環境にあるとは限らない。
失ってしまった美しい姿と切れ味を蘇らせる研師さんの仕事の一端を見させてもらいました。

 

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蜻蛉さんと貞ちゃんの書き下ろしイラスト。
構えもキャラもかっこいいのだけど刀剣乱舞のイラストは背景も凝っているのが良いです。
たすきを掛けた内番着鶴さんが切っ掛けで、若干肘フェチを患ってしまいました。
この蜻蛉さんの肘のラインにも釘付けでした。骨と筋の麗しき共演。

 

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三島駅南口の向かいにある「源氏」で夕飯。うなぎコロッケ定食を頂きました。
真ん中にある甘めの特製ソースがコロッケと最高に合う源氏の看板メニュー。
お手頃な値段で三島の名物が味わえ、立地的に電車待ちにも最適なお店。