2016東北本線を辿る旅2 盛岡~青森
東北カルチャーショックその1:駅のトイレにヒーターが設置されている。
関東ではまず見られない光景。さすが東北、寒さの格が違うってことか。東北の寒さは骨まで突き刺さる寒さ。
女子高生もローファーじゃなくて暖かそうなショートブーツ履いていました。
2日目、天気に恵まれました。旭橋からの北上川を望む。
せっかく遠出をしたので駅周辺をちょろっと観光。
いーはとーどアベニュー材木町に来ました。賢治さんチーッス!
ことりっぷに載っていた光原社へ予備知識ゼロ状態で行きました。
単に民芸品が置いてあるお店との認識しかありません。どいひー。
先日、気に入っていたお茶碗を割ってしまったので新しいお茶碗と小皿をじっくり吟味して購入。
移動中に割れたら泣くに泣けないので宅配便で自宅に送る手配をしました。
光原社は宮沢賢治が書いた童話・注文の多い料理店を発刊した由緒ある会社だったようです。
敷地内には宮沢賢治関連の小さい資料館もあります。
厨二心がざわめく春と修羅の一文。シン・ゴジラの牧教授が船に残した詩集。
お昼は盛岡駅の駅前すぐの「盛楼閣」で盛岡名物・冷麺を食べました。
のんびりしすぎて電車に乗る時間が差し迫っていたのでスルッと食べられる冷麺を注文。
スープは美味しくてついつい飲み干してました。
今日はIGRさんち自前の車両でしたよ!IGR7000系。
何度見てもIGRのロゴがポップでかわいい☆
本線さんより冷たくない駅・八戸に到着。本線さん、心どんだけ凍えているの?
屋根の意味がないくらい横殴りの雪が降ってきたので、ホームに薄っすら雪が積もってきました。
見づらいですが普通の隣には「青春18きっぷではご利用になれません」
ふふ…北海道・東日本パスはご利用になれちゃうんだな!(ドヤ顔)
IGRロゴがやっぱり可愛い。電光掲示板にも表示しちゃうくらいIGRさんもこのロゴを気に入っているとお見受けする。
元東北本線の第三セクター組、並びました!
IGRさんの区間は盛岡~目時なんですが、八戸まで直通運転する列車もあります。
八戸で青い森さんに乗り換えて青森到着。
青い森鉄道マスコットのおモーリー(鉄ミュ的な呼び方)がいたる所にいるぞ!
青森駅ホームに残る本線さんの名残。東京方、福島方。
おやつに青森駅から徒歩約7分、新町の洋菓子店「シュトラウス」2階サロンでザッハトルテを頂きました。
青森着いたらめっちゃ雪が降っていたにも関わらず繁盛しており、地元民に親しまれている感じがしました。
固いチョコ部分のジャリジャリした食感が楽しく、たっぷり添えられた生クリームと一緒に口の中に放り込めば青森に居ながらウィーンにも行けるという至福のお味。
旅行中は自重しない。ケーキ2個目・青森県産のカシスを使ったカシスケーキ。
カシスムースが程よい酸っぱさでスルスル食べられちゃいました。
青森駅前から八甲田丸周辺までのライトアップ「あおもり灯りと紙のページェント」
たくさん並ぶ灯籠からこぼれるやわらかい光が幻想的で、普通のライトアップが陳腐に見えてしまうくらいロマンチック度が高い。
これは上官本線でデートしていただきたいスポット。
バックはりんご好きにはたまらない魅惑の商業施設・A-FACTORYとライトアップされた八甲田丸(奥の青い光)があります。
夕飯は青森駅から歩いて約2分「おさない食堂」でほたて刺身定食と真鱈のじゃっぱ汁。
米は青森県産のつがるロマン使用。ほたての鮮度が良く刺身→米→じゃっぱ汁を循環する永久機関になれる気がしました。
青森駅東口・駅の壁にでかでか主張している青い森さんwith進撃のモーリー。
そのお隣にはJRの青森支店があるという。
青森駅を共同利用している青い森さんと奥羽さんのやりとりが見てみたいです。
青森から浅虫温泉へ移動して2日目終了。
浅虫温泉から徒歩3分の「宿屋つばき」が2日目のお宿。雪が積もってとても絵になる軒先。
暗く路面が凍っており足元が不安だったので駅から近くてホント良かった…!
家具や設備は年季入っているけど掃除が行き届いている良いお宿です。
客室数も少ないのでゆったり静かに過ごせました。
ビジネスホテルのベットよりやっぱお布団が落ち着くよね、と実感。
露天風呂もあったのですが寒さには勝てず大浴場で浅虫の湯を満喫しました。
B11が映ったので旅先にも関わらず花丸を24:30からリアルタイムで視聴。
安定が闇定になるかならないか心配になるEDに、ああ今クライマックスを迎えているのだなと寂しさを覚えました。