鼻唄三昧

青春鉄道が好きな腐ったオタクが好き勝手語ります(二次元・鉄道・本・食べもの・日常語りのごちゃ混ぜ仕様)

2017春の18きっぷ旅・東北3(完) 利府~大宮

3/12(日)
最終日は新幹線総合車両センターのある利府周りをうろちょろ。
本当はセンターの見学までしたかったのですが、ホテルのチェックアウトぎりぎりまで爆睡していたので車窓から眺めるに留まりました。
車両基地まつりの時にでもまた改めて行きたいです。
これで今ある東北本線を完乗!しかし、まだまだ下車してみたい駅があるので東北には定期的に訪れたい。

 

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朝食というより既に昼食という時間に仙台駅東口から徒歩10分くらいの「いたがき本店」でベジタブルカレー。
雑穀ごはんの上に色とりどりの野菜とパイナポーが乗っていて見た目からテンションを上げてくれる素敵な装い。
パイナポーはカレーとは合わないだろと思いながら別添えになっているルーを絡めて食べたら以外に合ってビックリしました。
いたがきは東京でいう千疋屋や高野的な位置にある思う果物屋さんが経営するカフェ。
2日目朝に食べたフルーツサンドもいたがきが展開しているお店です。
仙台行ったら絶対いたがきで食べる!と目をギラギラさせながらホームページにあるメニューを見ていた食欲大魔神っぷり。

 

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デザートにプリンアラモード!
果物が絶対的においしいので何から手を付けて良いのか迷います。
ただクリームはもうちょっと控えめでも良かったです。

 

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村上屋餅店へずんだ餅を買いに行く途中に仙台支社があったので思わず撮ってました。
ここで上官と宇都宮くんが立ち寄るのかあと思うとつい。スイペンのシャッターが目印です。

 

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支線の終点なので無人駅に近いのかと思ったら駅員さんもいる自動改札完備の利府駅
2002年にWCが開催された宮城県総合運動公園の最寄り駅でもあるのでバス停もあり、地元民が使う駅前駐輪場もチャリでにぎわっている。

 

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利府をネットで調べていたら利府駅から徒歩10分ほどの森郷児童公園にSLがあるとの情報が。

 

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東芝ED91-11。交流用の電気機関車として試作→実用された車両。

 

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空に掛かる雲が蒸気のように見えたC58-354。

 

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屋根がない野ざらし状態なので外観の痛みが激しいが、鉄の塊がここにあるという迫力は揺るぎません。

 

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上官の車両基地建設おめでとう記念。
公園で遊んでいたちびっ子が「汽車ポッポといっしょにとってー!」親にねだっており、いつの時代も変わらない光景に和みました。

 

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元々、岩切駅から利府駅松島駅(旧駅)を経て品井沼駅へ至る東北本線のメインルートだった利府線(山線)
山線は勾配がきつく、勾配緩和のために1944年に海側を通るの新線(現・東北本線陸前山王駅-品井沼駅間、海線)が出来た 。
やがて、沿線人口が多く、松島などの観光地も近い海線側がメインルートとなり、複線工事の影響を受けて1962年に利府駅-品井沼駅が廃止された。
1982年の東北新幹線開業に際し、新幹線総合車両センター利府線沿いに設置され、関係者の通勤の便を図るために新利府駅が新たに設置された。
(※wiki先生いつもお世話になっております)
このことを踏まえ、隣駅の新利府は東北上官のための本線さんの駅。という先人のお言葉をようやく理解しました。やだ…なにこれ萌える!

 

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線路はここで途切れているけど、山線跡は生活道路として残っているので品井沼駅まで辿りやすいそうです。

 

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tsumikiという利府駅の目の前にあるワークスペースのカフェで電車待ちして仙台に戻りました。
利用料は、3時間未満250円(ドリンク付き)。フリーWiFi、電源も使えます。9時30分~17時30分まで開館。
ドリンクはよくあるドリンクバーのエスプレッソマシンメニューと地元パン屋の焼き菓子が少々販売されている程度ですが、寒さがしのげるゆったりとした空間がありがたい。
帰りの新幹線はE2。
明るいうちに乗れたので高架から本線さんの路線がちょいちょい見えてふふふってしてました。新幹線に乗る醍醐味のひとつです。

 

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新幹線の中で仙台駅西口から徒歩8分のところにある「おひさまや」でテイクアウトしたお弁当を夕飯にしました。
おひさまごはんという日替わりランチが汁物抜きで持ち帰れます。1000円近くしますがおかずが豊富なのが嬉しい。
仙台行くと必ず寄りたくなる老舗の自然食屋さんです。

おや、試合会場に影の薄い人が

遅ればせながら劇場版の黒バスLAST GAME観てきました!
LAST GAMEはWJで連載された本編の連載終了後、ジャンプNEXTでExtra Gameとしてコミック2巻分連載された番外編を映画化したもの。
流れは原作とほぼほぼ同じでしたが、赤黛赤の人は大歓喜だったに違いない追加要素がありました。

 

千尋(洛山の影が薄い人)(赤司くんの2つ上の先輩)(赤司くんの彼氏←妄想)が試合観に来てた。

 

現に私は黛さん登場した時、うそだろ!?と赤司くんレベルで目がかっ開きちょっと前のめりになっちゃいましたもん!
妄想の中では当然のようにコッソリ観に来ていることになっているけど、コミックには1コマも出てこなかった彼が試合会場に居るキセキ。
我々がしていた妄想が形になってるじゃん!公式優しすぎない!?
燃料あざっーす!LAST GAME後の展開は俺たちに任せろよな!(二次創作的に)
はーびっくりした。週一で通おう。

 

はて、主人公誰だっけ?と忘れそうになるくらい冒頭から火神の主人公感バリバリでしたが、最後のヒロインっぷりが堪らなかった。
黒子みたいな真っ直ぐに物言うタイプの子に出合えてホント良かったね!
ただ、火神が抜けた誠凛が今後全国レベルで戦えるのか不安が残ります。新世代と既存選手の覚醒に期待しましょう。新たな光発掘プロジェクト発足ですな。

2017春の18きっぷ旅・東北2 飯坂温泉~松島

3/11(土)
3.11のその日に東北観光してるなんて意識が高い人のように思えますが、3月の後半は中高生の春休みとかち合うから前半に足利行こうという理由だけで旅程を決め、復興応援の意識はまるでありませんでした。という懺悔をここに告白します。
まんばちゃん観てから仙台満喫するぜウェーイ↑↑くらいにしか考えておりませんでした。
…観光することでちょっとは復興応援になれば、と思います。

 

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一日目のお宿は飯坂温泉駅から徒歩10分、素泊まり専門の旅館「伊勢屋」
なんと1泊5000円。ちょっと駅から遠いですが今回は価格とチェックイン時間を重視しました。
温泉街のお宿は街中のビジネスホテルのように深夜チェックインが出来る所が少ないのですが、こちらは24時まで可能。決め手となりました。
建物や設備は年季入ってましたけど、掃除が行き届いており気持ちよく過ごせました。
風呂掃除しないでおっきな湯船に浸かれるって最高ですね。自家源泉持ちの良いお湯でした。

 

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福島交通の飯坂線、愛称はいい電の7000系(元東急7000系
往復共に飯坂ホテルの聚楽の日帰り温浴施設「いいざか花ももの湯」入館券付の一日乗車券「花ももフリーきっぷ」のPRのためのラッピングがされてました。
乗り心地とドアの開閉音がだいぶワイルド。

 

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福島から快速の仙台シティラビットに乗り、仙台駅直結のエスパル仙台のB1F「ITAGAKIプチヴェール」でフルーツサンドと温かいコーンスープで贅沢な朝食。
缶詰のシロップ漬け果物を挟んだようなフルーツサンドしか食べたことが無かった私は、これが…フルーツサンドの本気…!と真顔になりながら味わいました。
クリームはカスタードと生クリームの両刀使い。卑怯なくらい美味しかったです。

 

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仙台から仙石線に乗って松島海岸駅。
仙石線に乗るとき大分地下に潜りながらホームに行きました。地下鉄みたいです。

 

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松島海岸駅の改札階へ降りる階段の壁にあったにイケメン政宗公(二次元)

 

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有名な戦国武将でレッツパーリィ!の人としか知識がない。これはマズイ。
また、伊達組にフォーカスされた7月の刀ステに備えて政宗公の事を知ろうと参りました「みちのく伊達政宗歴史館」
松島海岸沿いの大通りを歩いて駅から10分ほどの所にあります。

 

東北舐めんな!後進地なんて言わせねえぞコラ!!との気概がヒシヒシと伝わってくる導入。
東北出身の偉人たちのろう人形たちがズラリと勢ぞろいしてました。
どこかで名を耳にしたことがある政治家、学者、作家、芸術家。宮沢賢治太宰治志賀直哉小林多喜二など文豪も多く東北から輩出してます。

 

メインは政宗公の生涯を史実に沿いながら等身大ろう人形で再現されたゾーン。
カッコいい装備を身に着けた戦につよーい武将とのイメージしかありませんでしたが、芸術方面にも造詣が深く、田んぼの水が取りやすいように川の整備したり、味噌を作らせたりと領民の生活に寄り沿った政策を行った良き領主でもあったようです。
政宗公が今なお宮城県民に愛される理由が分かった気がします。

 

あとお土産屋さんで伊達家由来の刀剣グッズを見かけて、やっぱりとうらぶ好きが多く来てるんだなとニヤリ。

 

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歴史館と同じ敷地にある「伊達なバーベキューMATSU」で遅い昼ごはん。
お昼時は混雑して待ち時間が生じてましたが、14時くらいになるとすんなり席に案内してくれました。
かき食べ放題が売りですが、私は牡蠣尽くし御膳を頂きました。
かき焼き、かきフライ、かきの佃煮、かきご飯、かきのお吸い物。
いろんな調理されたかきが一度に食べられる幸せ。

 

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日本三景のひとつ松島。
せっかくなので遊覧船に乗って松島一周してきました。
景色を見て打ち震える感動はありませんでしたが、なんだか落ち着くなあと気持ちが凪いで行くのを感じました。
松島は3.11の津波被害があった土地でもあるのですが、松島の周りにある多数の小島が緩衝材となり津波の力を弱め他の海岸沿い地域より被害が少なく済んだそうです。

 

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島に掛かっている長く朱塗りの橋は福浦橋。
渡ろうと思ったら16:30で受付終了だったので渡れませんでした。
歴史館と昼食以外ノープランでやってきた松島観光はこれでおしまいです。
ノープランだとその日その時の気分で気ままに行動できて気楽なんですが、こういった不完全燃焼もあるのが難。

 

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仙台駅に戻って仙台パルコ2の「ぴょんぴょん舎 GOROTTO Grill」で夕ご飯。
温麺と春限定メニューのふきのとうのチヂミ。食材から春を感じますね。